なぜ今、グローバルECなのか?
国内の総人口及び生産年齢人口減少によって、今後国内だけの販売では成長戦略が描きづらくなっています。
また訪日外国人のインバウンド市場の急拡大により、世界で「日本製品」への評価が高まっています。
グローバルECプラットフォームであるMagento、Shopify、Amazonを活用し、海外需要に対応しましょう。
なぜ海外需要の取り込みが必要?
日本の輸出総額は世界4位(人口あたり44位、対GDP比117位)となっており、総人口が1億人以上いることや高度成長期が長かったこと、英語が苦手な人が多いことなどから、相対的に外需の取り込みがなされていません。
また日本では深刻な事業継承問題も抱えており、このままいけば2025年頃までにおよそ650万人の雇用と約22兆円のGDPが失われる可能性も指摘されています(中小企業庁試算)。
内需もとても大事なものですが、今後の日本には外需の取り込みも重要です。
世界のEC市場は拡大傾向
中国 | アメリカ | 日本 | イギリス | |
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B2CEC取引額 | 50.3兆円 | 41.0兆円 | 8.8兆円 | 8.3兆円 |
ネット人口(利用率) | 7.4億人(53.2%) | 2.5億人(76.2%) | 1.1億人(93.2%) | 0.65億人(94.8%) |
一人あたりEC取引額 | 6.8万円 | 16.4万円 | 8.0万円 | 12.8万円 |
年々、世界各国でEC市場の拡大がみられ、今後も年平均14.9%の成長率で拡大するとみられます。2026年には、およそ9.7兆ドルにまで拡大すると推計されています(経済産業省「通商白書2018」)。
またアメリカ国内から日本のECで購入された取引額は前年比15.6%増となる、およそ8,238億円にのぼります(経済産業省「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」)。
2020年開催の東京オリンピックによりインバウンドも増え、2020年度以降、日本企業の海外ECの売上高も更に大きくなると期待されます。